それでも虹は美しい

「理由を知っていても,その美しさは変わらない」

思い出との上手な距離のとり方:シュリスペイロフかっこいいということ

ここのところよくSNSに書き込みをしてしまいます。たぶん今まで簡単に会えた人たちと簡単には会えなくなったからでしょう。むこうにいた時にはそんなに連絡も取らなかったのに。

大学二回生ぐらいのまだ拡張子の表示の仕方も知らなかった時に、インターネットでエロを深追いしすぎてウィルスにかかったことがありました。隣の子が共通の友人に僕がウィルスにかかったという電話をしたせいで、インフルエンザと勘違いした共通の友人がうどんとポカリを買ってきてくれたんだけど結局自分で食べてました。僕のパソコンは、隣に住んでる友達の部屋でUSBにワクチンソフトをダウンロードさせてもらって事なきを得ました。

 

シュリスペイロフの「1874」という曲で、戻りたいとは思わないけどときどき君に会いたくなるよって内容の歌詞があります。他のバンドの曲であの頃に戻れればな-みたいな歌詞はよく聞く気がするんだけど、その考え方には「今」への肯定がなくて少し悲しいのです。その点シュリスペイロフは「昔に戻りたい」という気持ちを越えて今を肯定した上で過去に思いを馳せるというのが美しいのです。

「1874」が入ってる「0.7」ってアルバムは全体的にいい感じのセンチメンタルさがあって春にピッタリだと思います。

 

今や拡張子を表示することはもちろん、プログラムを表示することもできるようになりました。あの頃に戻りたいとは思わないけど、みんなには会いたいな-。