Pusher /意思伝達は難しいということ
ディスコミュニケーションを描いた映画だと思う。
他人に対する思い込みとか、一方的な気持ちってやつは人を傷つけるし、自分にも跳ね返ってくる。そもそも完璧なコミュニケーションは僕達の言葉に対するイメージが違うから不可能なわけで、、、みたいなことを考えてしまう映画だった。
監督は「ドライヴ」「オンリー・ゴッド」のニコラス・ウェディング・レフンです。でもこの映画ではこの二作ほど映像がかっこいいわけではない。クラブ内での光の感じは似てるかも。一方でテーマは通じてる気がする。それは冒頭に書いたように気持ちを上手く伝えられないことだと思う。
デンマークの映画で、舞台はコペンハーゲン。主人公は末端の麻薬の売人で明日もしれない生活を送ってる。金を返すために泥沼にハマってく。
弱い人間がたくさん出てきてえぐられた。
3まで出ているみたいなのでまた見てみようと思う。
ニコラス・ウィンディング・レフンの映画に出てくる女優は割と好き。共通したかわいさがあるよね。